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エドヒガン(江戸彼岸)

エドヒガン(江戸彼岸)_a0004391_19375545.jpg 山間の集落に、エドヒガンの老木が花を咲かせていました。ソメイヨシノの親と言われているエドヒガンは、本州から九州に自生するサクラで、古くから植えられてきました。
エドヒガン(江戸彼岸)_a0004391_19521575.jpg 少し向きを変えると、もう一本の桜の大木が光を横から受け輝いていました。桜並木もきれいですが、緑の人工林の中にある一本の桜の大木も見応えがあります。なお、こちらの品種は分かりません。

 ソメイヨシノ(染井吉野)
 

 
# by woodlot | 2005-04-11 19:45 | 樹木図鑑

人工絞り丸太(北山林業)

人工絞り丸太(北山林業)_a0004391_87418.jpg 京都府の北山林業地です。
 北山林業は、30年から40年をかけて、スギの床柱を生産しています。床柱は表面に枝が出ていると商品にならないので、常に枝打ちが行われています。北山林業では、この枝打ちを鎌で行なっています。常に枝打ちを行っているので、真っ直ぐに伸びた樹幹の上に、樹冠(枝や葉)がちょっこと載っている姿が特徴的です。

 写真を良く見ると、樹幹に何やら巻きつけられています。これは人工的に絞り丸太を生産するために、竹やプラスチック製の「ハシ」と呼ばれるものを針金で巻きつけたものです。この作業は伐採する2年前に行ないます。職人の技によって、表面に天然絞り丸太と同じような凹凸ができます。

 磨き丸太
 
# by woodlot | 2005-04-10 08:20 | 森林の景色

天然絞り丸太(北山林業)

天然絞り丸太(北山林業)_a0004391_174850.jpg 通常年輪は同心円にできますが、極稀に波うった年輪ができるスギがありました。そうしたスギを選抜したのが天然絞り丸太です。天然絞り丸太は、模様のでき方によって、数種類があります。
 天然絞り丸太の主な産地は、京都府の北山林業です。かつての天然絞り丸太は、和室の床柱などに使われ、大変な高価格で取引されました。そのため、挿し木で増殖をしたのですが、今では供給量が多くなり、価格は安くなってしまいました。

 人工絞り丸太(北山林業)
# by woodlot | 2005-04-09 01:20 | 森林・林業用語解説

どうしてこんなに、

どうしてこんなに、_a0004391_21333736.jpg この写真はひと月前に撮影したものです。今ごろは、芽吹いているでしょう。
 でも、どうしてこんなに傾いているのでしょうか。
# by woodlot | 2005-04-08 21:41 | その他

昨日の花粉の飛散量は、

昨日の花粉の飛散量は、_a0004391_2162983.jpg スギの雄花(おばな)

 テレビなどのニュースによると、昨日の花粉の飛散量は大変多かったようで、昨年の一年分に相当する量が、昨日の一日で飛散したそうです。この時期になると、スギ花粉の飛散はなくなると言われていますが、今年は事情が違うようです。
 
# by woodlot | 2005-04-07 21:08 | 樹木図鑑