上のグラフは、住宅1戸(136平方メートル)の中に蓄えられている炭素量(トン)です。上から、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造です。木造は、それ以外に比べて約4倍の炭素が蓄えられています。しかし、住宅は数十年で解体され、炭素は大気中に放出されます。
森林は、地球温暖化の防止にあまり貢献しない。でも書きましたが、長期的にみれば木造住宅だから炭素をたくさん蓄えているとは言えません。
しかし、住宅の解体材をチップやペレットに加工してエネルギーとして活用すれば、その分は二酸化炭素の削減に貢献できます。
下のグラフは、住宅1戸(136平方メートル)の製造時炭素放出量(トン)です。木造は鉄骨造の3分の1、鉄筋コンクリート造の4分の1の放出量です。
木材は加工しやすいので、消費エネルギーが少なくて済みます。木造住宅は、地球温暖化に大いに貢献しています。
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