富士山麓に広大な
人工造林地がありました。なぜこんなに大面積の人工造林を行ったのでしょうか。
答えは写真を見てください。平成7年、8年と台風が富士山の近くを通過しました。その時、とても強い風が富士山麓のヒノキ林を襲いました。その結果が、この写真です。茶色く見えているのは、倒れたヒノキの幹です。緑に見えているのは、倒れなかったヒノキの樹冠です。広大な人工造林地は、こうした風倒木被害から復旧した森林の姿でした。
平成3年9月には、台風によって大分県を中心とする地域で風倒などの大規模な被害が発生しています。
《お断り》 この写真は私が写したものではありません。