木材には、
無節、上小節、小節、特一等、一等及び二等と言った見た目の良さを表した等級があります。写真はスギの柱材で、「杉正角 一等」と表示されています。
無節、上小節及び小節は役物と言われ、JASによって材面の品質基準が定められています。かつては和室(真壁工法)の柱などとして役物は高値で取引されましたが、洋室(大壁工法)が主体となったため需要は減っています。
特一等、一等及び二等は並材と言われ、公による品質基準はありません。特一等と言われると一番良い品質のものだと思い込みますが、並材の中で一番良いものになります。
これらの区分は、節の量と丸身によって決められます。特一等以上は、丸身はありません。
無節の柱材を生産するためには、育林の過程で枝打ちを行なう必要があります。次は、
林業体験での枝打ちへ。
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