「年間20棟未満の中小工務店が建てる住宅のシェアは約30%であり、10年前と比べると13%減少している」らしい。
最近はハウスメーカーを含めて木の家をアピールする広告が目立つが、今まで木の家(在来木造住宅)を供給してきたのは中小工務店であろう。中小工務店のシェア減少は、地域の木材流通、更には国産材の地盤沈下につながる。
一方では、自然素材、あらわし工法をコンセプトとした木の家が、消費者に受入れられつつあるが、中小工務店はこの流れに対応できずにいるようである。工務店のほとんどは、企画力や営業力が無く、パンフレットや会社案内も作っていない。
それでも中小工務店のシェアは30%あるので、林業も中小工務店との連携をもっと考える必要があろう。
地域の工務店のシェア低下=地域の木材流通の地盤低下
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