林業は、斜面などの未利用地にスギやヒノキなどの有用樹種を植栽し、育て、伐採する産業です。
林業経営の方法として、
皆伐(かいばつ)があります。皆伐は、一定の範囲の人工林を全て伐採し、その後に再びスギやヒノキなどを
植栽する方法です。おおむね、林齢が45年を超えれば一人前の木材として使うことができるので、皆伐することができます。皆伐は木材の利用目的により、
柱材などを目指す短伐期経営と、
大径材を目指す長伐期経営に分かれます。
45年生の人工林を育てるに、1ヘクタール当たり約250万円の投資を必要とします。しかし、
立木価格がほとんどゼロに近いので、現状では皆伐を行なうことは困難な状況です。
造林(85万円)+下刈(90万円)+除伐(25万円)+間伐(50万円)=250万円
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