木材の搬出(集材)
写真は、スギやヒノキの丸太を取引する
原木市場です。丸太が置かれているところを土場と言います。
土場では、丸太を搬入、搬出するトラックが出入りし、丸太を移動するフォークリフトが縦横無尽に走り回っています。
山から運ばれた丸太は、所有者・直径毎に分別され、土場に並べられます。この一つのまとまりを椪(はい)と言います。
写真の椪の樹種はスギです。心材がきれいな赤色をしています。右側の椪は20~22cm、左側の椪は24~28cmの大きさで、中目丸太と呼ばれています。
買い方(製材所など)は、この椪毎に入札額を決めます。中目丸太からは、主に板類が作られます。
木材(丸太)の選別 心材と辺材