木材は資源として可能な限り活かされていますが、
樹皮は用途が少ないため焼却・廃棄される割合が高くなっています。
1 土壌改良材
樹皮の主な用途は、土壌改良材(バーク堆肥)です。写真は、粉砕した樹皮を堆積し、発酵させているところです。バーク堆肥は、造園、園芸などに用いられています。
2 成型燃料
最近取り組まれているのが成型燃料ペレットに加工することです。このペレットを燃料とする国産のストーブも販売され始めています。
普及への課題は、ストーブの価格が高いこと、ペレットの規格が統一されていないこと、ペレットを気軽に買えないことなどがあります。しかし、ペレットはクリーンなエネルギーであるので、普及のためのさまざまな取り組みが行われています(
ペレットクラブ)。
3 畜舎敷料
工場の近くに畜舎があれば、敷料として引き取ってもらうこともできます。ただし、樹皮を細かく粉砕する必要があります。
バーク堆肥へ