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しがらみのない・・・。

 百人一首の32番は、自然を歌っています。
 山川(やまがわ)に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉(もみじ)なりけり 春道列樹

 「しがらみ」とは、「打ち並べた杭に、竹や木を横向きにからみつかせて水流をさえぎる仕掛け」のことです。山を歩いていると、こうした風景にめぐり合うことがあります。

 山崩れを復旧するための山腹工でも、「しがらみ」が使われます。ただし、設計上は「柵工」と書いて、「さくこう」などと言っています。現場の人たちは、「しがら」とも言っています。粗朶(そだ)のほか、二次製品のネットや丸太などが使われています。
 山腹工ではありませんが、公園の歩道沿いに「しがらみ」を見つけました。
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 万葉集からもう一首。
 明日香川 瀬瀬に玉藻は 生ひたれど しがらみあれば なびきあはなくに

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 粗朶については、北陸粗朶業振興組合新潟県粗朶業協同組合などを御覧ください。
 
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by woodlot | 2007-03-28 00:31 | 森林の働き

木の味噌桶

a0004391_10312469.jpg 先日、味噌工場の見学に行ってきました。
 木の桶に味噌が仕込まれ、重石として玉石が使われていました。玉石は熟練した職人が積み、地震でも崩れないそうです。またこの絶妙なバランスが、味噌の美味しさを際立たせるそうです。
 私が驚いたのは、未だに木の桶が使われていることです。そしてその桶は、とても古いもののようでした。
a0004391_10432650.jpg 露地で乾燥させていた一本の桶底に、「大正12年4月に12本の桶が桶師の八木長吉によって作られた」と書かれていました。木の桶が、こんなに長く使われ続けていることに、一人感じ入りました。
 この桶が作られた当時は、竹の箍でした。しかし今では、竹の箍を編める人がいなくなったので、鉄の輪に変わりました。

 箍(たが) おけの周囲にはめる、竹や金属で作った輪。
a0004391_10472385.jpg 変わらないのは木の桶で、古くなった箇所は部材を交換して、使い続けられています。
 また味噌を寝かす蔵も、ちゃんと木造でした。美味しさのために、木がここで頑張っていました。

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by woodlot | 2006-12-30 10:48 | 木材の活用例

山に生きる

a0004391_0371594.jpg 静岡県のホームページの「静岡インターネット放送局 BBスタジオしずおか」で発信されている記録映像を紹介する最終回です。製作年を「昭和37年」で検索すると「山に生きる」がヒットします。「山に生きる」では、昭和31年の「山は生きている」から6年後の林業の近代化を紹介しています。
 まず、今では見ることのできない、斧やノコギリによる伐採作業、木馬(きんま、きうま)による木材の運び出しの様子が紹介されています。こうした林業労働を改善するため、索道、トラック、林道の整備を図り、林業の機械化、近代化を進めています。チェンソーの講習会も行なわれています。
 あわせて、山村の生活、分校の入学式、風習が映し出されています。この当時から、若者の流出や高齢化が問題となっています。

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by woodlot | 2006-01-13 23:50 | 林業(木材生産)

御神木/伊勢神宮

a0004391_2014767.jpg 20年に一度行なわれる伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)の御神木として、昭和60年6月3日に伐採された外宮の切り株です。この隣に内宮の切り株があります。御神木は、欠点が無く、真っ直ぐで、太く、立派な立木が選ばれます。切り株は、気軽に触ったり、座ったりすることができます。
 赤沢自然休養林は、昭和15年に日本で初めてチェンソーを導入して、試験伐採を行なったところだそうです。しかし、重かったりしたため、本格的な導入は戦後まで待つことになります。
a0004391_21101129.jpg 今では伐採はチェンソーで行なっていますが、御神木の伐採は三つ紐伐りと呼ばれる昔の方法で、斧だけを使って行なわれます。
 なお、「新(しん)」は「立」「木」「斤」で構成されています。「斧」で切り倒したみずみずしい「立木」を表している文字です。

 次は、三つ紐伐りへ。
 桑名にやってきました。 曳きしいずるもの神の器・・・桑名
 いよいよ伊勢にやってきました。外宮です。御樋代木奉曳式 (1/5)  (2/5)  (3/5)  (4/5)  (5/5)
 内宮です。 御樋代木奉曳式

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by woodlot | 2005-10-13 20:22 | 森林アラカルト

昔の木材集積場

a0004391_206216.jpg 大河の岸に設けられた木材集積場です。戦前は確かですが、どの位昔なのかはちょっと分かりません。
 山々から集められてきた木材が何段にも積まれています。中央の少し下のところから川に落とし、左下で筏(いかだ)に組まれています。筏で河口付近の製材工場まで下り、加工され、鉄路で消費地に運ばれました。
a0004391_20134192.jpg 上の写真の右側を拡大しました。赤丸で囲んだのが人です。積み上げられた木材の高さを想像することができますが、機械の無いこの時代にどのようにして整然と積み上げたかは想像することができません。

 《お断り》 ここの写真は私が写したものではありません。

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by woodlot | 2005-08-17 20:15 | 林業(木材生産)

日光杉並木

a0004391_20284693.jpg 日光の杉並木は、日光、会津及び鹿沼の三街道に松平正綱(1576~1648)が20年余りをかけて植えたもので、延長は約37キロメートルだそうです。1648年に東照宮への参道並木として寄進され、今でも約13,000本が現存しています。

 今市市(杉並木公園)
 
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by woodlot | 2004-10-11 20:28 | 森林の景色

ノハナショウブ(アヤメ科)

a0004391_2365485.jpg 写真は旧御射山(もとみさやま)社です。旧御射山社は諏訪大社下社の奥宮にあたるそうです。四隅には御柱が立っています。
 この周辺は旧御射山史跡と呼ばれており、鎌倉時代に幕府の重臣たちが集まり、巻き狩りの獲物を旧御射山社にささげたり、武技競争を行ったりしたところだそうです。現在でも、7、8段の人工のスタンド跡が残っているそうです(桟敷式野外競技場)。


a0004391_2381212.jpg 白い花から、色付きの花に移ります。
 写真はノハナショウブです。ショウブはサトイモ科で、ノハナショウブとは違うとのことです。

 木陰の散歩道
 
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by woodlot | 2004-07-30 23:18 | 自然、山々、四季