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架線から車両へ!

a0004391_0143184.jpg 皆伐をした林地です。伐採跡地に一本の筋が見えます。これは、木材を搬出するためにつけられた簡易な作業路です。従来は架線を張って木材を搬出しましたが、最近では林道などの近くならば簡易な作業路を開け、フォワーダー(積載集材車両)小型運材車で搬出することが多くなりました。

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by woodlot | 2006-02-28 00:18 | 林業(木材生産)

ベイツガの価格変動

a0004391_13521630.gif 今では欧州から輸入されるホワイトウッドやレッドウッドが国産材(スギ)の競争相手ですが、少し前までは北米から輸入されるベイツガでした。
 ベイツガ(長さ6m、径30cm以上)の日本での価格は、昭和55年を頂点に、低減しています。一方ドルでの価格は、昭和55年以降も漸増しています。日本では昭和50年代の後半から木材価格は下がり続けましたが、外国からすると木材価格は下がっていた訳ではありません。

 グラフは1立方メートル当たりの円及びドル価格です。左から昭和45年、55年、平成2年、12年で、その時のレートを360円、227円、138円、108円として計算してあります。

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by woodlot | 2006-02-26 13:57 | 木材加工、流通

適材適所(木材の性質)

a0004391_2123832.jpg 木材は、樹種によって「曲げやすさ」「重さ」「腐りやすさ」などの性質が異なります。

 シラカシは、曲がり難く、重さもあるので、農作業で使うクワなどの柄や大工道具の材料に使われます。
a0004391_2165126.jpg ミズナラは、曲がり難さや重さはシラカシほどではありませんが、丈夫さが求められるイスなどの家具や道具の材料に使われます。
a0004391_21182468.jpg スギは、曲がり難さや重さはミズナラには及びませんが、加工しやすいので優れた建築材料として使われています。

 適材適所とは、木材をその性質に合わせて使うことが語源だと聞いたことがあります。日本書記(巻第一 神代上)では、素戔鳴尊(スサノオノミコト)が「スギとクスノキは船、ヒノキは宮殿、マキは棺(ひつぎ)として使え」と言っています。

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by woodlot | 2006-02-25 21:10 | 森林・林業用語解説

林業の魅力

a0004391_2342730.jpg 林業地の冬の林内です。まだ若い人工林ですが、枝打ちがされています。後の方には、枝打ち用と思われるハシゴがあります。
 ここには都会の喧騒とは無縁の悠久の時間が流れていそうです。止まった時間、自然を相手に自分の力と技で仕事をする。こんな点も林業の魅力でしょうか。
 実際には、ノルマやムラのしがらみがあったりして大変です。

 林業にIターンした方のブログ
 まーのぶろぐ。ぽちぽち山里暮らしなどで。

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by woodlot | 2006-02-23 23:45 | 森林の景色

土留工(どどめこう)

a0004391_23189.jpg 河川の増水によって、山脚(さんきゃく)が侵食され、山腹(さんぷく)崩壊が発生しました。崩壊により森林土壌が無くなったので、自然に任せると元の緑が復元するまでに長い時間を要します。そこで、早く元の緑を復元するために、治山工事が行なわれています。
a0004391_2313867.jpg 崩壊した斜面の上の方を拡大してみました。
 急な斜面の途中に土留工(どどめこう)と呼ばれる工作物が作られています。土留工によって斜面の土砂を固定し、その間に筋工(すじこう)などを施工して、緑化を図ります。
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by woodlot | 2006-02-21 23:40 | 森林の働き

縄伸び

a0004391_10434758.jpg 森林の測量を行うときは、簡易測量機、巻尺、ポール、杭、ハンマー、野帳などを持って出かけます。最近では距離もレーザーで測ることができますが、一般的には巻尺などを使っています。距離を測る巻尺などを、私は間縄(けんなわ)と言っていますが、最近ではメートル縄と言うようです。
 明治になって公図を作成したとき、測量技術が普及していなかったり、税負担を軽くするなどのため、縄がのびたこともあったようです。例えば1mの縄が3倍に伸びたとすると、実際の10mは公図の上では3.3mになります。このような場合を「縄伸び」と言います。

 Aは、縦100m、横30mです。したがって実際の面積は3,000平方メートルです。
 ところが縄が3倍に伸びていたとすると、縦33m、横10mとなります。その結果、公簿の面積は330平方メートルとなり、実際の面積の約10分の1になってしまいます。

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by woodlot | 2006-02-19 11:32 | 森林・林業用語解説

森林の集約化

a0004391_11161912.jpg 森林には所有者がいて、その所有は小規模かつ分散しています。日本の林業が停滞しているのは、林業の生産規模が小さいことも一つの原因です。
 例えば、写真の下に林道があるとします。Bさんは、Bさんが所有する人工林を間伐し、その間伐材を搬出しようと考えました。しかし、AさんやFさんの森林の中かを通さなければ出すことができません。
 ここに次のような課題があります。
a0004391_1361885.jpg 分 散 
 Bさんは、AさんやFさんの協力無しに間伐材を搬出することができません。Aさんが不在村の方だとすると、連絡を取るのに大変な労力を必要とします。まして、BさんとAさんが、代々不仲であるとするとBさんの左側の人工林は、Cさん、Dさん、Fさんの森林を迂回しなければ、間伐材を搬出できません。
a0004391_13204957.jpg 小規模
 またBさんの人工林だけから間伐材を搬出するより、周りのAさん、Cさん、Fさんの人工林も同時に間伐を行って、一緒に搬出した方がコストが下がりそうです。

 こうしたことを解決するために、森林を最も効率よく経営できる単位にまとめること(集約化)が求められています。

 次は、日本の林業の未来へ。

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by woodlot | 2006-02-18 11:27 | 森林・林業用語解説

ブログの2周年です。

a0004391_1847441.jpg 途中で「森林・林業データベース」と名前を変えましたが、本日で2周年を迎えました。最近はネタ切れ気味のためアップの頻度が落ちておりますが、今後もよろしくお願いします。

 「フォトログ 森の窓」の1周年です!
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by woodlot | 2006-02-16 18:57 | 私  事

森林の所有界

a0004391_1812736.jpga0004391_18123337.jpg 当たり前のことですが森林にも所有者がいて、個人の財産となっています。したがって目には見えませんが、右の写真の線のような所有界があります。所有の大きさは、里山ほど細かく、奥山ほど大きくなります。
 国土調査が行なわれていれば、測量結果に基づき所有界を容易に判別できます。また尾根や沢で明瞭に分かれている場合も、所有界の判別は難しくはありません。しかし、斜面の上下で細かく分かれているような場合は、林相や林齢などで判別することとなります。境木(さかいぎ)が植えられていればまだ良いのですが、所有界を知っている人が年々減少しているため、今後森林の所有界が分からなくなってしまう可能性があります。

 次は、森林の集約化へ。

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by woodlot | 2006-02-16 18:32 | 森林アラカルト

山林を欲しい!

a0004391_1956503.jpg 日吉町森林組合のサイトでは、売りに出ている山林の紹介があります。
 山林の売買は公簿面積(図上)で行なわれる場合が多いですが、日吉町森林組合では実測見込み面積と価格が示されています。公簿面積と実測見込み面積を比べると、実測見込み面積の方が約10倍ほど多くなっているところもあります。一般的に山林では、実測面積が「縄伸び」しています。したがって、実測見込み面積で購入すると公簿面積で購入するよりも価格が高くなることがあります。
 逆に公簿面積で売買すれば、実際に比べて購入する山林面積が少なくなるので、その分価格も安くなりお得でしょう。しかし、境界が不明確であったりして、将来要らぬ問題が生じる可能性があります。

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by woodlot | 2006-02-15 19:58 | 森林アラカルト