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嵯峨野の竹林(京都)

a0004391_041858.jpg 京都、嵯峨野の竹林は、「スッと真っ直ぐにのびた青緑の竹林が、凛とした佇まいを見せ」などと紹介され、嵯峨野の観光スポットになっています。
 AllAboutの「ザワワ…ざわわ…♪癒しの竹林

 しかし、小路の両側、柴の垣根の向うの竹林を見ると、少し込み過ぎていると思われます。倒れた竹があったりして、竹林の精気が感じられません。かつては竹材も生活の多くのシーンで使われましたが、今ではほとんど見かけなくなりました。それにしても観光地の竹林ですので、もう少し手を入れて欲しいと感じました(竹林の更新)。 

 柴の垣根と竹林が美しい写真は、木の家造り 下町工務店「三代目のダイアリー」さんの「嵯峨野へ」で。
 
 京都の旅 吾れ唯足ることを知る(龍安寺/京都)へ。

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by woodlot | 2005-09-30 23:00 | 里山、竹林

秋の七草

a0004391_21525174.jpg 萩(ハギ)の花、尾花(オバナ:ススキ)、葛(クズ)花 、撫子(ナデシコ)の花、女郎花(オミナエシ) また藤袴(フジバカマ)、朝顔(アサガオ:キキョウ)の花

 この中でクズは、造林した木や、成長した木に、巻きついたり、覆いかぶさったりして、幹折れや幹曲がり、更には枯らしてしまうこともあります。それを防ぐためには、下刈りの時に取り除くことが有効です。取り除いたクズなどのツルは、籠づくりの材料になります。

 クズの花は「気ままな散策記」さんの「クズの花」で。
 「駿河木の家日記」さんの「もう秋ですね」も。
 葛から作られるいろいろな工芸品は掛川手織葛布ホームページで。

 杉玉づくりは、へ。

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by woodlot | 2005-09-27 21:59 | 創作・学び・遊び

コナラ(ブナ科)

a0004391_2313228.jpg Excite エキサイト : 愛知万博が閉幕 自然との共生訴え185日

 コナラは、里山を代表する樹木です。コナラに対してオオナラとも呼ばれるミズナラは、奥山に育つ樹木です。コナラの材は、シイタケ栽培の原木として使われます。
 愛知県の海上(かいしょ)の森もコナラやアベマキなどが育つ里山です。その一部が開発され、愛・地球博の会場となりました。瀬戸会場の愛知県会館の中には、伐採される予定だった高さ20mのコナラがシンボルとして移植されていました。

 コナラのドングリを見たい方は、「へんてこ樹木(じゅもく)図鑑(ずかん)」さんの「コナラ」へ。
 更に詳しく調べたい方は、「植物生態研究室(波田研)のHP」さんの「コナラ」へ。

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by woodlot | 2005-09-25 23:19 | 樹木図鑑

「木材価格」=「木材生産費」

a0004391_112054.jpg 「木材価格」=「立木価格」+「木材生産費」=「木材生産費」

 この式は、木材を伐採し、市場に運ぶまでの経費が、木材価格であることを意味しています。ただし、木材価格が先にありきの状況なので、条件の悪いところから運び出すと採算割れしてしまいます。
a0004391_8211215.jpg 木材は良し悪しは別として国際商品ですので、需要と供給は世界規模で調整され、「いくらで売る」のではなく「いくらなら買う」と言った消費者主導の価格形成がなされています。こうした話しは、木材に限ったことではありません。

 田中淳夫さん(森林ジャーナリスト)の「だれが日本の「森」を殺すのか」へ。

 森林認証制度へ。

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by woodlot | 2005-09-24 11:48 | 林業を語る。

「立木価格」=0

a0004391_0363.gif 「日本沈没」は、小学生の時に見た衝撃の映画です。さいとう・たかをが描いた「サバイバル」は、日本のみならず、世界中で異変が起こりました。そして、グラハム・ハンコックの「神々の指紋」は、過去に地球の地軸がぶれたことを推論し、近い将来再び起こることを予測しています。
 こうした地球の営みの前で日本の林業を論ずるのは小さなことですが、日本の林業は今まさに沈没寸前であります。何故ならば、山に立っているスギの人工林評価額は、ゼロになりつつあります。
a0004391_1959517.jpg 「立木価格」=0

 この式は、林家が植林し、炎天下の中下草刈りを行い育てたスギ人工林が、資産価値を持っていないことを意味します。林家にとって、スギ人工林を伐採しても、収入は望めません。私のおおざっぱな試算では、伐期になるまでに、1ヘクタール当たり250万円ほどが投資されています。林家としては、こうした投資が全て水の泡となったことを意味しています。ただし、こうした話しは、林業に限ったことではありません。

 田中淳夫さん(森林ジャーナリスト)の「だれが日本の「森」を殺すのか」へ。
 「西やんのNPO奮闘記」さんのブログ「放置林重加算税論」へ。

 「木材価格」=「木材生産費」へ。

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by woodlot | 2005-09-22 19:56 | 林業を語る。

立木と流木

a0004391_2310843.jpg 「立木」と書いて何て読むのでしょうか。私は「りゅうぼく」と発音していますが、「たちき」と発音する人もいます。「たちき」と発音するのは、台風などで木々が倒れ、河川や海洋に流れ出る「流木(りゅうぼく)」と区別するためです。
 余談です。昭和30年代の燃料革命以前はこの流木も貴重な燃料源で、流れている時は所有者はいないので、命綱を付け橋から身を乗り出し流れてくるものを拾ったと聞きました。台風の後海岸に打ち上げられた流木には、海岸に隣接した集落に慣習による権利が発生し、地元の人が拾った(よそ者は拾えない)とも聞きます。

 流木で検索をすると熱帯魚関係が多くヒットします。例えば、「ピラニア飼育日記」さんの「流木を小さいのに変更」などで。
 台風の後の海岸は、「日々の私」さんの「久々の海」ほかで。
 「流木屋」さんのブログや、「home*sweet*home」さんの「流木ひろい」も。 

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by woodlot | 2005-09-20 23:11 | 森林・林業用語解説

聞いたことは忘れる!

a0004391_2224287.jpg ある本に「聞いたことは忘れる」「見たことは覚える」「やったことはわかる」「発見したことはできる」と書かれていました。これは自分に当てはめても納得できる言葉です。実際の森林で、木々を、森林を、流域を、見て、触れて、感じ、発見することが、一番大切なことだと思います。森林や林業に関わる人たちのメッセージは、こうした体験を通して社会に届くことと思います。

 こんなネットワークがあったんだ。 森林環境教育ネットワーク
 「浜松での一人暮らし 」さんの「オーディア!Oh Deer!」へ。

 森林土壌へ。

 《お断り》 この写真は私が写したものではありません。

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by woodlot | 2005-09-19 22:26 | 創作・学び・遊び

緑は大切だ!

a0004391_1834573.jpg 「緑は大切だ」と誰もが言います。しかし、その言葉に込められた思いには、人それぞれの違いがあります。例えば、山仕事を行なったことのある人は、経験に基づいた緑観を持っていると思います。一方で、緑に接したことの無い人は、非日常的な緑に対する憧れから「緑は大切だ」と思っているのではないでしょうか。その先は「緑は大切だから、木は切ってはいけない」へと続くことでしょう。
 先日も小学生から「ぼく達が木を守るために身近に出来ることは何ですか?」との質問がメールで送られてきました。みなさんだったら、どのように答えますか。

 「まーのぶろぐ。」さんの「ぼく達が木を守るために身近に出来ることは何ですか?」へ。

 聞いたことは忘れる!へ。

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私の回答
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by woodlot | 2005-09-18 18:14 | 森林アラカルト

野生動物による農作物や森林の被害

a0004391_18245611.jpg 山村では、サル、シカなどの野生動物による農作物や森林の被害に悩んでいます。地域によっては、畑をアミで囲っているところもあります。原木栽培のシイタケが被害にあうこともあります。ただでさえ収入の少ない山村にとって、経済や精神的に追い討ちをかけています。
 こうした原因の一つとして、荒廃森林が上げられています。人手の入らない人工林が多くなり、植生が乏しい人工林が広がっています。

 野生鳥獣による森林被害面積は、こちら(林野庁)から。
 ニホンジカ「特定鳥獣保護管理計画」の意見募集(京都府)

 百匹目の猿へ。

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by woodlot | 2005-09-17 18:23 | 山村、山菜

荒廃森林

a0004391_202648.jpg 最近、「荒廃森林」と言う言葉をたびたび聞くようになりました。
 写真は45年生のスギの人工林です。植栽した後、自然枯死で成立本数が減っただけで、間伐は全く行なわれていないようです。こうした人工林を「荒廃森林」と言います(暗黒の世界へ)。
 樹高:15m  胸高直径:17cm 
 1ha本数:2,500本  収量比数:0.9
a0004391_2075962.jpg 43年生のスギ人工林です。順調に手入れされています。下層にはヒサカキ、ヤブニッケイ、フユイチゴ、アブラチャン、クロモジなどの植生があり、人工林として管理されています(ヒノキ人工林(2,000本/ha)へ)。
 樹高:17m  胸高直径:26cm 
 1ha本数:1,100本  収量比数:0.75

 上と下では、1ha本数が倍以上違います。その結果、下の立木は幹が太り、光が届く林床には植生があります。

 やまを思う気持ちは、「北播磨田園日誌」さんの「山へ」で。
 森林荒廃の末路は、「里山’s Bar ~おおのたまらん!土佐の山・里~」さんの「時の話題」で。
 荒廃森林を防ぐ活動は、「京の杜」さんの「「京都・森とすまい百年の会」例会報告」で。
 「四万十通信」さんには「森林問題」の意見も。
 「二条河原落書」さんの「スギ花粉被害の原因でもある?」や、「秘境通信」さんの「魚は森で育つ!?」も。

 緑は大切だ!へ。

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by woodlot | 2005-09-16 20:11 | 林業を語る。