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森林を測る(輪尺)

a0004391_19471436.jpg 森林の蓄積を求めるために、1本1本の立木の大きさを測ります。立木の大きさは、胸高直径(cm)と樹高(m)を測り、立木幹材積表から材積(立方メートル)を求めます。
 写真は、胸高直径を測るための輪尺(りんじゃく)と言う道具です。大型のノギスです。胸高直径とは、地面から1.2m(北海道は1.3m)の高さの直径です。傾斜地では山側に立って測ります。
 右手側にある小窓の中の数値を読みます。通常は2cmや1cmに括約(かつやく)します。最近では、自動記録式の輪尺が発売されています(樹木診断と森林計測の情報サイトへ)。

 どうやって数えたのか?

 ぽちぽち山里暮らしさんのスギ、ヒノキの幹太の測り方
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by woodlot | 2005-01-31 20:25 | 森林・林業用語解説

オガライト

a0004391_11184288.jpg オガライトは、おが屑を圧縮して成型したものです。木材に含まれているリングニンが、接着剤となって固まっています。接着剤などの添加物は含まれていない、木質100%の燃料(人工の薪)です。オガライトを水に漬けておくと、もとのおが屑に戻ってしまいます。
a0004391_11294846.jpg 家庭の風呂の燃料として使われていましたが、今ではガスや電気に変わってしまいました。その名残りで、お米屋さんで販売されていることがあります。
 工業用としては、製鉄所で使われているそうです。
 オガライトは楽天でも販売されています。15kgで819円です。

 オガライトの製造過程はオガライトの誕生を、発熱量は木質バイオマス燃料の比較を御覧ください。
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by woodlot | 2005-01-30 11:38 | 木質バイオマス

おが屑(くず)

a0004391_11181239.jpg 製材工場では、木材を鋸(のこ)によって切断します。鋸の厚さ分は、細かい木の粉となって排出されます。この粉を、おが屑(くず)、おが粉(こ)、のこ屑などと呼んでいます。
 おが屑は、おおよそ1年間に5百万立方メートルが排出されています。その用途としては、約70%が家畜の敷料、4~10%がキノコの培地、6%がオガライト・オガ炭となっています。

 オガライト
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by woodlot | 2005-01-29 23:45 | 木質バイオマス

どんこ(冬茹)

a0004391_20563442.jpg 鍋の中でどんこ(冬茹)のシイタケが踊っています。どんこは、傘が開く前に採取した肉厚のシイタケです。傘の表面に割れ目があるものを花どんこと呼んでいます。
a0004391_2113858.jpg 乾シイタケには、ビタミンDがたくさん含まれています。シイタケに含まれるエルゴステロールが、日光にあたるとビタミンDに変わるそうです。
 ビタミンDにはカルシウムの代謝を助ける働きがあるので、丈夫な骨を維持するためにも乾シイタケは効果があるようです。

 花冬茹 茶花冬茹 冬茹 香茹 香信

 生椎茸
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by woodlot | 2005-01-27 21:16 | 栽培きのこ

苗木のトレーサビリティ

a0004391_0151455.jpg 林業は、投資を回収するに50年以上の年月が必要です。林業の投資とは、苗木を購入し、それを林地に植えることです。植えた苗木の良し悪しは直ぐにはわかりません。途中で悪いと気が付いても、植え替えることは不可能です。
 そこで優良な苗木を供給するために、種子を採取する母樹林を定め、都道府県が種子の生産を行っています。種子は苗木生産者に払い下げられ、苗木生産者によって苗木が生産されます。
 苗木の生産過程では、種子はどこの母樹林であるか、何本生産されているか、誰が生産しているのかなどが管理されております。

  種子の採取1 出荷を待つスギ苗木
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by woodlot | 2005-01-26 23:50 | 林業(造林・育林)

出荷を待つスギ苗木

a0004391_20571645.jpg 茶畑に囲まれた一角に、スギの苗畑がありました。温暖な静岡県では、播種(はしゅ)してから2年後に、山行苗木(やまいきなえき)として出荷されます。
 スギ花粉が問題になっているのに、なぜスギなのか。花粉症の方から非難が出そうですが、造林樹種は適地適木によって決めます。林業を続けるのならば、スギ地の山にはスギを植えるのが合理的です。

 苗木のトレーサビリティ スギの挿し木苗
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by woodlot | 2005-01-25 20:58 | 林業(造林・育林)

花どんこ(冬茹)

a0004391_21185396.jpg 傘の部分が白く割れている乾しいたけは、「花どんこ(冬茹)」と呼ばれています。更に、天日で乾かしたものは「天白花どんこ」と呼ばれています。
 たかがシイタケ、されどシイタケ。ここまでくると芸術品です。


 花冬茹 茶花冬茹 冬茹 香茹 香信

 生椎茸
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by woodlot | 2005-01-24 21:35 | 栽培きのこ

タワーヤーダとプロセッサ

 木材の搬出にも高性能な機械が導入されています。ここでは、タワーヤーダとプロセッサを組み合わせた木材搬出の流れを見てみましょう。

a0004391_8131688.jpg 林道脇に土場を作り、右側にタワーヤーダ、中央にプロセッサ、左側に木材置き場が配置されています。
 車に積んだタワー(支柱)から手前の伐採現場に向かって架線が張られています。木材は、架線に吊り下げられて搬出されます。ちょうど、左下に搬出中の木材が見えます。
 プロセッサは、搬出した木材を玉切る機械です。今は、枝葉の整理を行っています。
a0004391_818532.jpg タワーヤーダの支柱のところまで木材が運ばれると、タワーヤーダの操作手(黄色い円)がワイヤーを外します。
a0004391_824960.jpg ワイヤーを外した木材をプロセッサがつかみ、そのまま3mや4mに玉切りを行います。
 タワーヤーダは、写真のずっと左側で、伐採木を吊るす準備をしています。
a0004391_8284111.jpg プロセッサは、玉切った木材を、木材置き場に積んでいます。
 そのころタワーヤーダの元には、次の木材が到着しています。操作手がワイヤーを外しに移動しています。

 作業員は、タワーヤーダの操作手、プロセッサの運転手、伐採現場の作業員の計3人です。青い円内は、架線を移動する搬器の位置を示しています。

 皆伐、自走式搬器:木材の搬出(集材)
 択伐、フォワーダー:木材を生産する。(その1)
 
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by woodlot | 2005-01-23 08:31 | 林業(木材生産)

シイタケ栽培(品種)

a0004391_10453034.jpg シイタケの栽培品種は、原木栽培用と菌床栽培用に分けられます。更に原木栽培用には、生シイタケ用と乾シイタケ用があります。
 原木栽培用の品種は、シイタケの発生温度によって右表のようにおおまかに分けることができます。各種菌メーカーが開発した品種は、300を超えるそうです。いろいろな品種が開発され、シイタケは年間をとおして食卓に供給されるようになりました。
a0004391_1049651.jpg 自宅の庭でちょっとやってみる場合は、森産業株式会社の品種ならば「ゆう次郎」や「にく丸(森290号)」が良いと思います。厚肉のシイタケ(どんここうこ)の収穫が期待できます。

 シイタケ栽培(穴開け)
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by woodlot | 2005-01-22 10:49 | 栽培きのこ

シイタケ栽培(接種・種駒)

 原木は用意できましたか。原木は、林業与作などでも販売されています。電気ドリルはありますか。
a0004391_22241129.jpg 次は種駒を用意しましょう。

 種駒は、木片にシイタケ菌を繁殖させたものです。この袋には、千個の種駒が入っています。
a0004391_22284840.jpg 種駒は種菌メーカーによって生産されています。
 種駒は、楽天で入手することができます。「種駒」で検索すると100個、400円から販売されています。
 種菌には、形状により種駒のほかに、オガクズ種菌、成型(形成)駒があります。

 シイタケ栽培(品種)

 種菌メーカー
 森産業株式会社  株式会社秋山種菌研究所  菌興椎茸協同組合
 株式会社富士種菌
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by woodlot | 2005-01-21 22:40 | 栽培きのこ