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木材の搬出(集材)

a0004391_112054.jpg 伐倒した樹木は、柱の場合は3m又は6mに、その他の場合は4mに採材する。それを、架線や路網を使って、トラックの入る道まで搬出する。写真は、架線(自走式ウインチ)を使っての搬出の様子である。
 作業員は、山側に1人、車道側に1人の2人体制である。車道側では、路肩に木材を組み合わせた盤台を作り、その上に搬出してきた木材を積み重ねていく。山側では出しやすいところの木材から搬出してくるので、盤台にはいろいろな太さの木材が混ざって並んでいる。

 木材の自動選別機へ。
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by woodlot | 2004-02-29 11:21 | 林業(木材生産)

天竜美林

 山村の林道を登り、展望の良いところから、対岸を望む。見渡す限りスギ、ヒノキの人工林が広がっているが、これが天竜美林と言われる風景である。天竜美林は、人の手で育てられたものである。人の手で作られた巨大なものとして、ピラミッド(点)や万里の長城(線)が知られているが、天竜美林(面)もこれに匹敵するに違いないと思う。
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 この写真(風景)だけでも、次のようなことが説明できる。
・昔は南斜面の中腹で、水のあるところに住んだ。
・水は近くの沢から引いている。
・家の周りには畑がある。
・家のところまで車道が通じている。
・赤っぽいのがスギ、みどりがヒノキである。
・スギは中腹から下に多く、ヒノキは尾根付近に多い。
・一面の人工林であるが、林齢は異なっている。
・戦後植えたものがほとんどである。
・森林の所有は細かく分かれている。
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by woodlot | 2004-02-28 20:43 | 山村、山菜

地球温暖化と木質バイオマス

a0004391_203315.gif 寿命を終えた家の木材は、紙やボードなどにリサイクルし、最後は燃料として使うことができます。そうすれば、化石燃料を使う量を減らすことができます。化石燃料は新しくつくることはできませんが、森林は何度でも新しくつくることができます。
 森林を中心とした地域循環システムを確立すれば、大気中の二酸化炭素を増やすことにはなりません。これは難しいように思われますが、スウェーデンの地方都市であるベクショー市(人口7万5千人)では電力の40%を木材を燃やすことによって得ていると言われています。
 木材の生産と利用を循環させることは地球環境の保全に役立つことであり、木材は21世紀の基本的な生活資材として私たちに不可欠なものであると考えます。良質な木の家を増やすことによって、自然と共生する町並みやライフスタイルを広めることが求められていると私は思います。

 カルシファー
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by woodlot | 2004-02-26 20:34 | 木質バイオマス

地球温暖化と木材

a0004391_22524.jpg 木の寿命がくる前に木を伐採して、木材を家などに利用することが大切であります。木の家をつくることは、私たちの身近なところに、二酸化炭素を貯めるタンクを作ることになります。外国の木材は運搬にエネルギーを使いますので、地域で生産された木材を使った方が良いでしょう。さらに、簡単に壊して捨ててしまう木の家ではなく、美しく丈夫で長く愛される木の家を作ることも大切でしょう。
 また木の家は、住宅の製造時に排出される二酸化炭素量も少ないので、化石燃料を節約する面からも大きく貢献しています。
 地域材を使った木の家を増やすことは、大気中の二酸化炭素の貯蔵と抑制によって、二酸化炭素の増加に歯止めをかける方法の一つであります。そして、それを提案する建築士の役割は大きいと思います。

 地球温暖化と木質バイオマス
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by woodlot | 2004-02-25 22:53 | 木材加工、流通

地球温暖化と森林

a0004391_233548.jpg 二酸化炭素の吸収源として森林が期待されています。木の重さの半分は、炭素であると言われています。木を植えて森林を増やすことによって、二酸化炭素のタンクを作ることができます。
 しかし、生長が旺盛な若い木は二酸化炭素をどんどん吸収しますが、木が大きくなるに従って吸収する量は次第に低下します。木にも寿命がありますので、やがては倒れ、朽ちて、木に貯められた二酸化炭素が大気中に再び放出されます。

 地球温暖化と木材
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by woodlot | 2004-02-24 23:36 | 森林の働き

地球温暖化の原因

a0004391_0363.gif 46億年前に地球が誕生したころの大気は、そのほとんどが二酸化炭素と水蒸気でした。その後、25億年前に誕生した植物が二酸化炭素を吸収して酸素を排出する光合成を始めた結果、非常に長い時間をかけて大気は現在の組成に変わりました。
 地球が誕生したころの大気中の二酸化炭素は、どこに行ったのでしょうか。それらは、化石燃料(炭素)として地下のタンクに貯蔵されてきました。地下に貯蔵された化石燃料を急激に燃やすことによって、再び大気中の二酸化炭素が増え、地球は温暖化しています。
 20世紀後半の大量生産・大量消費のライフスタイルによって、地球に存在していたある種の制御システムが崩壊の危機に立っていると思われます。厄介なのは、崩壊を防ぐためには人間の欲望をコントロールし、化石燃料の消費を抑える必要があることであります。便利な暮らしに慣れた私たちは、簡単にライフスタイルを変えることができるのでしょうか。
 
地球温暖化と森林
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by woodlot | 2004-02-23 23:46 | 森林アラカルト

無垢(スギ)の壁と天井

a0004391_114229.jpg 壁と天井を自然素材である無垢のスギ板を貼った。
 源平であったり、節があったりでなかなかにぎやかであるが、飽きがこないし、色合いも馴染むし、無垢の感触を私は気に入っている。無垢であるので、はがれる心配もない。室内であったので、無塗装とした。

 最近は梁を見せる工法が多いが、施工が地域の大工さんであったため、そうした提案は最初からなかった。天井を貼るのは当たり前であった。建築士に設計を依頼すれば、もう少し違ったデザインとなっていただろう。
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by woodlot | 2004-02-22 11:43 | 建築、地産地消

地域の工務店のシェア

a0004391_183431.jpg 「年間20棟未満の中小工務店が建てる住宅のシェアは約30%であり、10年前と比べると13%減少している」らしい。

 最近はハウスメーカーを含めて木の家をアピールする広告が目立つが、今まで木の家(在来木造住宅)を供給してきたのは中小工務店であろう。中小工務店のシェア減少は、地域の木材流通、更には国産材の地盤沈下につながる。
 一方では、自然素材、あらわし工法をコンセプトとした木の家が、消費者に受入れられつつあるが、中小工務店はこの流れに対応できずにいるようである。工務店のほとんどは、企画力や営業力が無く、パンフレットや会社案内も作っていない。
 それでも中小工務店のシェアは30%あるので、林業も中小工務店との連携をもっと考える必要があろう。

 地域の工務店のシェア低下=地域の木材流通の地盤低下

 森林の見学ツアー(住宅編)
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by woodlot | 2004-02-21 11:40 | 建築、地産地消

静岡県水窪町の西浦田楽

a0004391_2305.jpg 旧暦の1月18日、今年は2月8日だったが、月の出から翌日の日の出まで、小さな観音堂の前の小さな広場で繰り広げられる47の舞。
 小学校の校庭に車を止め、暗い坂道を登って行くと、数軒の家がある。観音堂は、その上に位置している。広場には、研究者やカメラマンなどが陣取っていた。
 舞は半径数メートルの小さな円の中で繰り広げられた。時々くる松明の煙を我慢しながら、単調なリズムの舞を見入った。素朴である。見せるための舞ではなく、踊る自分たちが楽しむための舞であると感じた。途中から動きも活発になるようだが、私はそこまでは見ていない。詳しくは水窪町のホームページで。
 うどんなどの販売もあるので、夜食の心配はない。

 祈り(西浦田楽)
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by woodlot | 2004-02-18 23:01 | 山村、山菜

ウメ

a0004391_18377.jpg 松竹梅は縁起物である。この中で、「松」と「竹」は森林を構成する重要な要素である。したがって、「松」と「竹」はブログでも時々取上げることとなろう。本日は、ちょうど「梅」の花の写真があったのでアップした(平成15年2月9日、静岡市羽鳥の洞慶院にて)。

 梅ジュース(初日)
 
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by woodlot | 2004-02-18 22:34 | 樹木図鑑