カテゴリ:樹木図鑑( 85 )

サトウカエデとカジカエデ

a0004391_1303783.jpg 愛・地球博のカナダ館です。外壁に木材(カナダ産)が使われています。壁の手前に、カナダ国旗にも使われているサトウカエデ(メイプルリーフ)の絵が飾られています。メイプルリーフは、18世紀以来伝統的にカナダのシンボルとされてきたものだそうです。葉の先端の尖った部分と枝を合わせた12の数は、国を構成する10州と2準州を表しているそうです。
 サトウカエデの樹液を煮詰めたものが、カエデ糖(メープルシロップ)です。(エゾイタヤ(カエデ科)へ)。
a0004391_145273.gif この絵はカジカエデです。どこと無くサトウカエデに似ていませんか。日本の森林でカナダ国旗のサトウカエデに似たカエデを見つけたら、「カジカエデ」の可能性が高いです。

 竹籠(たけかご) 愛・地球博 長久手日本館へ。

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by woodlot | 2005-07-11 01:38 | 樹木図鑑

トチノキ

a0004391_8271962.jpg 青崩峠の近くで、針葉樹の林内に光を求めて伸びるトチノキを見つけました。
 トチの実は、縄文のころから食べられてきました。山村の各家庭には、栃餅や栃団子の作り方が伝承されています。ただし、トチの実は大変アクが強いので、晒したり、乾燥したりする手間がかかります。更にそれを粉にして、ようやく餅や団子になります。
a0004391_7595639.jpg トチノキの葉は、5~7枚の葉(大きいが小葉と言う)が集まった手のひら状です(掌状複葉)。
 葉は枝の同じところから2枚づつついています(対生)が、この写真では観察し難いです。葉が似たものにコシアブラがありますが、こちらは互い違いについています(互生)。
 小さい葉は、卵を倒したような形をしています(倒卵形)。

 西浦田楽
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by woodlot | 2005-06-12 08:48 | 樹木図鑑

シブカワツツジ

a0004391_2022226.jpg 植物の遷移では、アカマツなどの陽性樹からシイやカシなどの陰性樹に移り、極相林と呼ばれる森林を形成します。しかし、土壌の条件などによっては、ある段階で遷移が止まり、それが極相林になる場合があります。
 静岡県引佐町渋川は、蛇紋岩地帯で、土壌ができ難いところです。土地が痩せ、乾燥しているため、アカマツの中に、シブカワツツジ、マンサクなどが自生しています。
a0004391_2033349.jpg 開花は5月中旬からです。葉は同じところから三枚出ています(輪生)。ミツバツツジの仲間ですが、ミツバツツジとは花の咲く時期が異なります。

 つつじ
 
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by woodlot | 2005-05-30 20:29 | 樹木図鑑

カイドウ(バラ科)

a0004391_20193258.jpg 静岡県掛川市の大尾山(おびさん)の山頂近くに、顕光寺と言うお寺があります。このお寺の庭に、樹齢100年以上のカイドウがあります。この写真は、「The Room of Naturalist」の大石さんがその花を撮影したものです。

 常光寺山(1438m)
 
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by woodlot | 2005-05-07 20:20 | 樹木図鑑

スギの球果

a0004391_10213759.jpg スギの枝先に黒い球果が付いています。
 この球果は、昨年の春に受粉し、秋にタネが実ったものです。既にタネは、球果から脱粒しています。
 地面に落ちたタネのいくつかは発芽しますが、成木まで生長するものは極々まれです。

 種子の採取1
 
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by woodlot | 2005-05-03 10:32 | 樹木図鑑

紅葉(もみじ)の花

a0004391_21444368.jpga0004391_2151358.jpg 紅葉(もみじ)と聞くと秋を連想しますが、花は今が旬です。数ミリのとても小さな花です。

 次は、紅葉(もみじ)の種を御覧ください。
 
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by woodlot | 2005-04-18 21:52 | 樹木図鑑

エドヒガン(江戸彼岸)

a0004391_19375545.jpg 山間の集落に、エドヒガンの老木が花を咲かせていました。ソメイヨシノの親と言われているエドヒガンは、本州から九州に自生するサクラで、古くから植えられてきました。
a0004391_19521575.jpg 少し向きを変えると、もう一本の桜の大木が光を横から受け輝いていました。桜並木もきれいですが、緑の人工林の中にある一本の桜の大木も見応えがあります。なお、こちらの品種は分かりません。

 ソメイヨシノ(染井吉野)
 

 
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by woodlot | 2005-04-11 19:45 | 樹木図鑑

昨日の花粉の飛散量は、

a0004391_2162983.jpg スギの雄花(おばな)

 テレビなどのニュースによると、昨日の花粉の飛散量は大変多かったようで、昨年の一年分に相当する量が、昨日の一日で飛散したそうです。この時期になると、スギ花粉の飛散はなくなると言われていますが、今年は事情が違うようです。
 
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by woodlot | 2005-04-07 21:08 | 樹木図鑑

ハクモクレン(モクレン科)

a0004391_1325468.jpg 長谷寺(神奈川県鎌倉市)に入山すると、二つの池がある回遊式庭園が出迎えてくれます。
a0004391_1212535.jpg 境内では、ハクモクレン(白木蓮)が咲き誇っていました。
a0004391_1605730.jpg 紫の花を咲かせるのは、モクレンです。シモクレンとも呼ばれています。
 なお、この写真は長谷寺の境内ではありません。
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by woodlot | 2005-04-03 01:25 | 樹木図鑑

ミツマタ

a0004391_2349847.jpg ミツマタ(三椏、三叉)は、枝が三つに分かれて伸びています。

 ミツマタは、コウゾ(楮)やガンピ(雁皮)と並んで、和紙の原材料として使われてきました。お札もミツマタから作られます。
a0004391_00661.jpg ミツマタは、枝の先につぼみを付け、春先に開花します。山に咲くミツマタの花びらは黄色ですが、写真のように赤い色のものは園芸品種だそうです。

 写真のミツマタは、まだ外側の花しか開花していません。花びらの数は4枚です。

 黄色の花のミツマタは、FOLWER PHOTOGRAHさんか、ぽちぽち山里暮らしさんのところでどうぞ。いぶし銀の冬芽は、af_blogさんのところでどうぞ。
 
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by woodlot | 2005-03-26 23:50 | 樹木図鑑