カテゴリ:林業(造林・育林)( 36 )

熊(クマ)による樹皮剥ぎ

a0004391_20445214.jpg 奥山の人工林では、樹幹に傷のある樹木を見かけることがあります。この傷は、熊(クマ)の樹皮剥ぎによるものです。熊剥ぎ(くまはぎ)とか、熊喰い(くまくい、くまっくい)などとも言われています。


 《お断り》 この写真は私が写したものではありません。
 

根元を輪切りにすると、どんな形でしょうか。
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by woodlot | 2007-06-14 20:58 | 林業(造林・育林)

列状間伐とは、

a0004391_21254716.gif 最近、列状間伐との言葉を耳にするようになりました。
 造林をするとき、格子(図の1)や千鳥に植えます。一間(1.8m)間隔に造林すると、1ヘクタールには約3,000本が植えられています。苗木の生長とともに、この植栽密度を減らす作業が間伐です。
 通常は、生長が遅れている木や曲がっている木などから間伐をします。間伐する木は、一箇所に片寄ることなく、均等に選びます。こうした間伐の方法を定性間伐と言います。
 列状間伐は、列ごとに全ての木を間伐します。図の2は、2列残して1列を間伐する2残1伐のパターンで、33%の間伐率です。

a0004391_193939.jpg 右の写真は、列状間伐を行ったところです。一直線に間伐されているので、選木の手間が省けたり、かかり木が少なくなったり、木材が搬出しやすくなる長所があります。
 また、途中から保存木マーク法に移行することもできます(図の3、4)。

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by woodlot | 2007-03-30 21:28 | 林業(造林・育林)

森林を伐採している現場

a0004391_12134068.jpg 架線による集材の左側の森林が、木材を利用するために伐採されています。その周囲は、見渡す限り緑の山々です。

 林道の肩から伐採している現場を見下ろすと、山の斜面が急なので伐採している現場の状況はほとんど見えません。こうした急傾斜地の現場を見ると、森林を育てる作業の大変さを改めて実感します。
 ここも来年の春には再び苗木が植えられ、50年以上の歳月をかけて緑豊かな森林に戻ることでしょう。

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by woodlot | 2006-07-23 12:11 | 林業(造林・育林)

白砂青松

a0004391_20471175.jpg 松くい虫の被害により「白砂青松」の危機が迫っています。やられるばっかりでなく、新たな植栽にも力を注いでいます。
 マツは、ほとんど土壌が無い土地(砂地、岩場など)でも生育する大変優れた樹種です。痛々しい感じがしますが、肥沃な土地よりは、こうした土地の方が適しているとも言えます。

 小島のマツ林(十和田湖)も御覧ください。

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by woodlot | 2006-05-30 20:56 | 林業(造林・育林)

プロの枝打ち

a0004391_20213813.jpg 木切れとロープを使って、数年前に枝を打ったところを登ります。そこから、これから打ち落とす枝に足を乗せ、もう一段上に登ります。
a0004391_20214991.jpg ヒノキの枝は細くても、粘りがあるので、幹の近くならば、人が乗っても折れることはありません。
 枝の中なので良く見えませんが、ナタを使って上の方から枝を落としています。
a0004391_2022274.jpg 手の届く範囲の枝を打ち落としたら、ロープで括りつけた足場に戻り、残りの枝を打ち落とします。

 ボランティアによる枝打ちの様子は、林業体験での枝打ちを御覧ください。
 なぜ枝打ちをするのかは、枝打ちを御覧ください。

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by woodlot | 2006-05-10 20:06 | 林業(造林・育林)

木登り

a0004391_20523739.jpga0004391_2052509.jpga0004391_21145564.jpg
 手の届かない箇所の枝打ちを行なう場合は、木に登る必要があります。木に登る道具として枝打ち用の一本梯子などがありますが、木切れロープを使って木に登る方法もあります。これだとロープだけ持って行けば、木切れは現地調達ができます。
 間隔は、自分が登れる高さに次の段を作りますが、余り低すぎると何段も作ることになって大変です。

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by woodlot | 2006-03-27 21:01 | 林業(造林・育林)

林齢と森林の成長

a0004391_21404992.jpg 通常苗木は、1ヘクタール当たり3,000本を植栽します。3,000本とは、坪当たり1本の割合になります。したがって、1.8m間隔毎に植えれば、3,000本となります。

 苗木の成長とともに1ヘクタール当たりの本数が減ります。
   1年生 3,000本/ha(富士ヒノキ) 人工造林地
  43年生 1,100本/ha(手入れされたスギ林) 荒廃森林
  45年生 2,500本/ha(手入れ不良なスギ林) 荒廃森林
  60年生  550本/ha(尾鷲ヒノキ) 60年生のヒノキ人工林
 300年生 240本/ha(木曽ヒノキ) 木曽ヒノキの美林(日本三大美林)

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by woodlot | 2006-03-06 21:51 | 林業(造林・育林)

丹精をこらしたヒノキ林

a0004391_230582.jpg 若齢のヒノキ林です。密植したヒノキを、丁寧に枝打ちしてあります。育林作業の中でも、枝打ちは技術と人工(にんく)を必要とします。したがって費用もかかります。
 一方では枝打ちされたヒノキは和室の柱として使われますが、最近では和室を作ることが少なくなりました。そんなこともあって、ヒノキの材価も下がっています。丹精をこらして枝打ちを行なっても、将来その費用を回収できる見込みは不確実です。

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by woodlot | 2006-03-01 23:02 | 林業(造林・育林)

人員輸送用モノレール

a0004391_20194163.jpg 森林の管理のために間伐などの手入れを行なう必要がありますが、林道などの車道がなく、険しい山道を歩いて行かなければならない場所もあります。現場までの移動に伴う疲労によって、作業能率や労働安全性が低下します。
 そこで、人員輸送用モノレールが導入されているとこともあります。一度に数人が乗れ、斜面に対して直角に登って行きます。速度は早くありませんが、45度位の急斜面でもグイグイ登れます。山から下るときは、後ろ向きで進みます。

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by woodlot | 2006-01-30 20:35 | 林業(造林・育林)

枝打ち

a0004391_1094326.jpg 枝打ちは、無節の柱材を生産するために行なう作業です。無節の柱材を生産するために行なうので、樹木の太さがビール瓶程度の時に行ないます。そうすれば、10.5cmや12cm角に製材した時に材面に節が出ることはありません。
 枝を打つ高さは、通常は3~4mです。極稀に通し柱を狙って、6~7mの高さまで行なう場合もあります。この場合は、枝打ち梯子に登って作業を行ないます。枝を打つ時期は、樹木の活動が止まっている冬に行ないます。
 また枝打ちを行なうと、間伐を行なったと同じように林内が明るくなる効果もあります。
a0004391_1032621.jpg 写真は6年目に枝打ちが行なわれています。枝打ちを行なわなければ、緑色の実線のように枝が伸び、柱や板に製材をした時に節が表れます。写真の場合は、柱に製材しても節が表面に出ることはありません。無節と言うと節が全く無いと思われますが、節が材面に表れていないと言うことです。

 次は、無節、上小節、特等へ。

 《お断り》 上の写真は私が写したものではありません。

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by woodlot | 2006-01-29 10:14 | 林業(造林・育林)