春のこない森林。で、伐採跡地の放置が散見されることを取上げました。放置する理由として、採算が合わないことが一番大きな理由だとは思います。一方で、「山に木を植えても、シカに食べられるだけ」との話しも耳にします。
特別天然記念物であるカモシカは、指定された昭和30年には3,000頭と推定されていましたが、今では山に行けばごく普通に見ることができます。植林地がたくさんあって、かつ、カモシカが少なかったころはバランスが取れていたのでしょうが、植林地が少なくなり、かつ、カモシカが増えた今はアンバランスが生じています。
こうした野生生物から植林した苗木を守るため、植林地全体にネットを張ったり、苗木に
ツリーシェルターを付けたりしています。林業の採算が合わない中で、こうした余分な作業は支出の増加を招きます。
放って置いても森林に戻るか。も御覧ください。
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