最近、列状間伐との言葉を耳にするようになりました。
造林をするとき、格子(図の1)や千鳥に植えます。一間(1.8m)間隔に造林すると、1ヘクタールには約3,000本が植えられています。苗木の生長とともに、この植栽密度を減らす作業が間伐です。
通常は、生長が遅れている木や曲がっている木などから間伐をします。間伐する木は、一箇所に片寄ることなく、均等に選びます。こうした間伐の方法を定性間伐と言います。
列状間伐は、列ごとに全ての木を間伐します。図の2は、2列残して1列を間伐する2残1伐のパターンで、33%の間伐率です。
右の写真は、列状間伐を行ったところです。一直線に間伐されているので、選木の手間が省けたり、かかり木が少なくなったり、木材が搬出しやすくなる長所があります。
また、途中から
保存木マーク法に移行することもできます(図の3、4)。
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