林業技術員は、森林組合や林業事業体で林業に従事する人たちを言います。林業技術員は、林業生産が年々縮小するに合わせて、減少するとともに、高齢化してきました。
機械化が遅れ人力に頼る割合の大きい林業の現場は、3K(きつい、きたない、きけん)の象徴でもありました。かつてはワイヤーロープで丸太を吊り下げて動かしていましたが、最近では
グラップルで掴んで動かすようになってきました。こうした機械化によって、労働強度は軽減され、安全性も高まりました。
そうしたこともあって、林業を目指す人たちが増えています。山村だけでなく、都会からもいろいろな技術を持った人たちが林業に関わることによって、今までにない視点や発想で、林業を再生する力になることでしょう。
残念なことは、林業生産が縮小してきたので、どこでもそうした人材を受入れることができないことです。また受入れても十分な報酬を払うことができず、林業から離れていくことです。
参考
「緑の雇用」総合ウェブサイト
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