一物多価、こんなに大きい木材の価格差のグラフに、ヒノキの価格を合わせて表示しました。
これを見ると、スギの価格の高い地域、主に九州ですが、スギの価格の低い地域に比べてヒノキの価格が明らかに低くなっています。九州はスギの資源量が多いので、スギがヒノキの代役を担っていると思われます。また、九州はスギの挿し木造林の歴史が長いので、地域としてスギを好む傾向があるのでしょうか。
その地域の
森林資源の構成(スギとヒノキのどちらが多いのか)と
木材加工の能力(スギとヒノキのどちらが得意なのか)、更にはその地域の
嗜好(スギとヒノキのどちらを好むのか)などによって、同じものでも地域によって大きな価格差が生じていると思われます。
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