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木材利用の合理化で浮かぶ60万石

木材利用の合理化で浮かぶ60万石_a0004391_2363920.jpg 静岡県のホームページに「静岡インターネット放送局 BBスタジオしずおか」のコンテンツがあります。この中の「昭和の県政ニュース」では、昭和27年から50年までのニュースを見ることができます。キーワードに「木材」と入力し、製作年は「昭和27年」を選び検索すると、「木材利用の合理化で浮かぶ60万石」がヒットします。
 通常は、丸い木材を四角の柱などに加工して使います。この時、端材などが出ますが、忘れてはいけないのがおが粉です。昭和27年当時の課題に製材の歩留まりを上げることがあり、そのためにノコギリの目立て技術者を養成しました。より薄いノコギリ、より切れるノコギリによって、製材する木材の歩留まりが60万石、1割アップするとのニュースです。60万石は、ニュースでは20坪の住宅で、6,000戸分だと紹介されていました。と言うことは、1戸あたり100石の木材を使っている計算になります。

 100石×0.27826=27.8立方メートル

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by woodlot | 2006-01-09 23:50 | 木材加工、流通


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