「
日本沈没」は、小学生の時に見た衝撃の映画です。さいとう・たかをが描いた「
サバイバル」は、日本のみならず、世界中で異変が起こりました。そして、グラハム・ハンコックの「
神々の指紋」は、過去に地球の地軸がぶれたことを推論し、近い将来再び起こることを予測しています。
こうした地球の営みの前で日本の林業を論ずるのは小さなことですが、日本の林業は今まさに沈没寸前であります。何故ならば、山に立っているスギの人工林評価額は、ゼロになりつつあります。
「立木価格」=0
この式は、林家が植林し、炎天下の中下草刈りを行い育てたスギ人工林が、資産価値を持っていないことを意味します。林家にとって、スギ人工林を伐採しても、収入は望めません。私のおおざっぱな試算では、伐期になるまでに、1ヘクタール当たり250万円ほどが投資されています。林家としては、こうした投資が全て水の泡となったことを意味しています。ただし、こうした話しは、林業に限ったことではありません。
田中淳夫さん(森林ジャーナリスト)の「
だれが日本の「森」を殺すのか」へ。
「西やんのNPO奮闘記」さんのブログ「
放置林重加算税論」へ。
「木材価格」=「木材生産費」へ。
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