二段林(ヒノキ-ヒノキ)

a0004391_10204022.jpg 大面積の森林を伐採(皆伐/かいばつ)し、一斉に造林することは、効率的ではありますが、生態系に大きな影響を与えます。また、単純な人工林が連続すると、森林の生態系も単調となります。
 今ある人工林を維持しつつ、後継樹を育てる方法として複層林施業があります。伐期に達した人工林から売れる樹木を択伐(たくばつ)し、空いた空間に後継樹(苗木)を造林します。写真は、上層(ヒノキ)と下層(ヒノキ)の二段になっているので、二段林とも呼ばれています。
a0004391_10314418.jpg 下層の苗木が育つためには、林内に十分な光が必要です。上層木の択伐率が低いと、林内の光が不足し、下層の苗木が枯れたり、著しく生長が遅れます。写真は、順調に育っている二段林の状況です。
 複層林施業を取り入れることによって、人工林の生態系も維持されます。
 
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by woodlot | 2005-05-15 10:37 | 林業(造林・育林)


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