式年遷宮には約1万立方メートルのヒノキ材が使われますが、それらはどこからやってくるのでしょうか。
最初は五十鈴川上流の神路山などで調達(宮域林・5,442ha)していましたが、江戸時代になると木曽に求めるようになりました。
やがて木曽でも入手が難しくなってきたので、大正12年に神宮神地保護調査委員会を組織して検討を行ないました。その結果、再び宮域林で育成するよう決議され、御造営用材(
胸高直径60cm前後)生産のための植樹が行われてきました。
なお、心の御柱は常に宮域林から伐り出されてきたそうです。
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