京都府の北山林業地です。
北山林業は、30年から40年をかけて、スギの床柱を生産しています。床柱は表面に枝が出ていると商品にならないので、常に枝打ちが行われています。北山林業では、この枝打ちを鎌で行なっています。常に枝打ちを行っているので、真っ直ぐに伸びた樹幹の上に、樹冠(枝や葉)がちょっこと載っている姿が特徴的です。
写真を良く見ると、樹幹に何やら巻きつけられています。これは人工的に絞り丸太を生産するために、竹やプラスチック製の「ハシ」と呼ばれるものを針金で巻きつけたものです。この作業は伐採する2年前に行ないます。職人の技によって、表面に
天然絞り丸太と同じような凹凸ができます。
磨き丸太へ