右のグラフは、森林に関する世論調査の「森林に期待する役割の変化」を、調査毎に示したものです。
今年は台風の上陸が大変多いですが、人命や財産を守る「
災害防止」は常に1位となっています。その次には、日常生活に欠かせない「
水資源かん養」が続いています。
平成11年度の調査で初めて「
温暖化防止」の項目ができましたが、3位にランクインしました。意外なのは、とらえどころのない「
大気保全・騒音防止」が4位で安定していることです。その後に、「
野生動植物」、「
野外教育」、「
保健休養」と続いています。
最下位は、平成5年までは「
林産物生産」でしたが、平成11年には「
木材生産」に変わりました。「
木材生産」の順位の推移は、木材価格と同じ道をたどっています。
再び森林に期待する役割へ